福井県営陸上競技場　愛称"9.98スタジアム"　サインボード除幕式が行われました

５月２７日に福井県営陸上競技場で、昨年９月に日本学生陸上対校陸上選手権大会（日本インカレ）で東洋大学の桐生祥秀選手が９秒９８の歴史的な日本新記録を樹立したことを受けて、"9.98スタジアム"という愛称を披露する式典が開催されました。競技場の正面にでは、鮮やかなオレンジ色に白字で9.98スタジアムと書かれた愛称サインボードがお披露目されました。このデザインは、県内デザイナーの西畑氏により考案され、この競技場で歴史が生まれたこと、そして日本人初100M９秒台誕生の地であること、この地で好記録が連鎖して誕生してほしいという願いが込められています。
式典では、昨年の日本インカレのダイジェスト映像が大型映像装置に映し出されました。９秒台誕生の世紀の瞬間の感動が再び思い起こされ、今年10月の福井国体でも熱いレースが繰り広げられることを予感させました。また、桐生選手と写真が撮れるスマートフォンのアプリが紹介され、新しい時代にふさわしい陸上の聖地としての魅力を高めています。
式辞では、西川知事がこのスタジアムへの期待と、福井国体総合優勝に向けて選手への激励を述べられました。また八木誠一郎会長からは、感謝の気持ちとともに福井陸上協会をあげて国体の運営や選手のサポートに全力を注ぎ、福井の地を全国に発信する大会にする決意を述べられました。そして選手を代表して、国体成年強化指定選手の野村選手（福井銀行所属）が、地元国体での健闘を誓いました。

9.98スタジアム愛称サイン除幕式の様子は下記リンクからご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=Sw999Quebj8&feature=youtu.be